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『浅草 水口食堂』 林家正蔵の今日も四時から飲み

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贅沢の定義は人それぞれだと思うんですけど、自分にとっては日が暮れないうちからお酒を飲むっていうのがそれにあたるんですね。なんというか、ちょっとした背徳感を味わうというか。そんな折、たまたま目にしたのが1月3日(火)の20時からTOKYO MXで放送されていた『林家正蔵の今日も四時から飲み』という番組。名は体を表すじゃないですけど、タイトル通り、林家正蔵師匠が街ブラをして夕方から酒を飲む内容です。

浅草 水口食堂

この日訪れたのは浅草の水口食堂。浅草演芸ホールの近くで昭和25年から営業しているそうです。中ジョッキを飲みながら、あてに選んだのがこちら。

 

いり豚

『いり豚』というのは、玉ねぎと豚肉を油で炒め、特製のソースをからめたもの。調理方法はごくシンプルながら、一番人気のメニューだそうです。この特製のソースがミソなんでしょうね。正蔵師匠曰く、下町育ちの50歳以上には馴染みがある料理だそうです。私はその年齢には達していませんし、東京の生まれ育ちではあるものの下町ではないせいか、『いり豚』は知りませんでした。ビールが進みそうな味なんでしょうね。食べてみたいです。

 

栃尾油揚焼

『栃尾油揚焼』は、厚みに特徴のある新潟県は長岡産の油揚をただ直火で炙るだけだそう。素材そのものですでにできあがっているんでしょうね。ネギと生姜で頂きたいです。

 

 

そもそもこちらの水口食堂、正蔵師匠も先輩に連れてきてもらって馴染みになったそうです。いい店はリレーのバトンを渡すように、たすきを渡すように、後輩に伝えていきたいというお言葉が胸に響きます。

以前浅草にある職場に勤めていたこともあって、いろいろな飲み屋に通っていましたが、水口食堂には行ったことがありませんでした。せっかくなので、まずは『いり豚』と『栃尾油揚焼』を食べに行ってみたいと思います。ゆくゆくは後輩にも紹介できればいいなあ。